ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の予防について

日本では、毎年約11,000人の女性が子宮頸がんになり、毎年約2,900人の女性が亡くなっています。
子宮頸がんは、ウイルスの感染がきっかけでおこるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と考えられています。このウイルスは、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスで、感染してもほとんどの人は自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
現在、子宮頸がんで苦しまないためにできることとして、予防接種子宮頸がん検診の2つの方法があります。
予防接種については、下記のとおり実施しています。
また、子宮頸がん検診については「がん検診について」をご覧ください。
 

令和5年4月より9価HPVワクチンが定期接種となりました

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの「定期接種」及び「キャッチアップ接種」では、これまで2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)の2種類のワクチンが対象でしたが、令和5年4月の接種から9価のHPVワクチン(シルガード9)が追加されました。

定期接種について

厚生労働省ホームページに、HPVワクチンに関する情報やQ&A等が掲載されていますので、あわせてご確認ください。

対象者

小学校6年生~高校1年生相当の年齢にある女子
(12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間)

壱岐市では、標準的な接種期間である中学一年生(13歳となる日の属する年度)に個別通知をお送りしています

 

ワクチンの種類

ワクチンは「サーバリックス/ 2価」と「ガーダシル /4価」と「シルガード9 /9価」の3種類があります。

接種スケジュール

(注意)1 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上空けます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

(注意)2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上((注意)2)、3回目は2回目から3か月以上((注意)3)あけます。

(注意)4・5 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上((注意)4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上((注意)5)あけます。

9価HPVワクチンとは

HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンはこのうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。

その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。

詳しくは「9価HPVワクチンについて」をご覧ください。

接種医療機関

HPVワクチンは、市内6医療機関で接種を受けることができます。
詳細は「接種医療機関一覧(PDFファイル:182.4KB)」をご確認ください。

(注意)

  • 事前に電話でお問い合わせのうえ、接種の予約をしてください。
  • 問い合わせ時間等に指定がある医療機関もあります。

 

キャッチアップ接種について

HPVワクチンの定期接種の機会を逃した方に接種の機会をご提供します。

対象者は次の2つを満たす方となります。

1.1997年(平成9年)4月2日~2007年(平成19年)4月1日生まれの女性

2.過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方

 

詳しくはヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種にかかるキャッチアップ接種についてをご覧ください。

 

費用助成について

 HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方(キャッチアップ接種対象者)が、定期接種の年齢(小学6年生~高校1年生相当)を過ぎて、任意接種として自費で接種した場合、壱岐市が定める上限額の範囲内で接種費用の助成をいたします。

詳しくは「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種費用助成について」をご覧ください。

 

ワクチンの効果とリスクについて

予防接種には、ワクチンを受けることで得られる「効果」と、ワクチンを受けたことで様々な症状が起こる可能性のある「リスク」があります。

HPVワクチンの効果

  • HPVの中には子宮頸がんを起こしやすい種類のものがあります。
  • HPVワクチンは、この中の一部の感染を防ぐことができます。
  • サーバリックス(2価)およびガーダシル(4価)は、子宮けいがんをおこしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70パーセントを防ぎます。
  • シルガード9は、HPV16型と18型に加え、他の5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮けいがんの原因の80~90%を防ぎます

HPVワクチンのリスク

他のワクチンにおいても、接種を受けた部位の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがありますが、HPVワクチンは「筋肉注射」という方法の注射で、インフルエンザの予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。

その他にも、

  • ワクチンの接種を受けた後に、まれですが、重い症状が起こることがあります。
  • また、広い範囲の痛み手足の動かしにくさ不随意運動といった多様な症状が報告されています。
  • ワクチンが原因となったものかどうかわからないものを含めて、接種後に重篤な症状として報告があったのは、ワクチンを受けた1万人あたり約6人です。

ワクチンを合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることができます

 

詳しくは、添付のリーフレットをご確認ください。
 

(画像をクリック)

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ワクチンを受けた後は…

ワクチンを受けた後は、体調に変化がないか、十分に注意してください
接種後の詳しい注意点は、次のリーフレットをご確認ください。

(画像をクリックするとリーフレットが表示されます)


また、接種後に気になる症状が出たときは、接種を受けた医療機関周りの大人、もしくは下記相談先にご相談してください。
 

相談先

長崎県医療政策課

  • 電話番号:095-895-2466

厚生労働省「感染症・予防接種相談窓口」

HPVワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談にお答えします。

  • 電話番号:050-3818-2242
  • 受付時間:平日 午前9時~午後5時(土日・祝日、年末年始は除く)

 

 

予防接種健康被害救済制度について

一般的に、予防接種では、副反応による健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること)が、極めてまれではあるものの、なくすことができないことから救済制度が設けられています。
HPVワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
詳しくは、「予防接種健康被害救済制度/壱岐市」をご覧ください。
また、ご不明な点がありましたら、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
 

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課
〒811-5392
壱岐市芦辺町芦辺浦562番地 芦辺庁舎1階
電話番号:0920-45-1114 ファックス:0920-45-0996
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2023年04月14日