帯状疱疹ワクチンについて

更新日:2025年04月24日

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令和7年度 帯状疱疹ワクチン予防接種について

令和7年4月から65歳以上の方などを対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まりました。定期接種費用の一部を助成します。

帯状疱疹は痛みをを伴う皮膚の病気です

帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現れる皮膚の病気です。

合併症の一つに、皮膚の症状が治った後にも痛みが残ることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

帯状疱疹チラシ

詳しくは画像をクリック

1、定期接種の対象者

対象者は年度によって異なるため、接種の機会を逃さないようにご注意ください。

≪令和7年度の対象者≫

1、年度内に65歳を迎える方

注意:生年月日をご確認ください。

年齢 生 年 月 日
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生の方
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生の方
75歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生の方
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生の方
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生の方
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生の方
95歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生の方
100歳 大正14年4月2日~大正15年4月1日生の方
100歳以上 大正15年4月1日以前に生まれた方

 また、60歳以上64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な方も定期接種の対象となります。

 

2、ワクチンの種類

帯状疱疹ワクチンは2種類あり、接種方法や、効果とその持続期間、副反などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

ワクチンの特徴

  生ワクチン 組換えワクチン
接種方法 皮下に接種 筋肉内に接種
回数と間隔 1回 2回(2か月の間隔をあける(注意))
接種条件 病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません 免疫の状態にかかわらず接種可能

((注意))病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、

   医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

3、助成額

・接種費用の一部助成で、ワクチンにより助成額が異なります。

 (医療機関でお支払いの際、助成金額が差し引かれます。)

ワクチン 助成金額(1回あたり) 助成回数
生ワクチン 4,400円 1回
組換えワクチン 11,000円 2回

(組換えワクチンは2か月の間隔をあけて2回目を接種して完了となります。) 

・生活保護受給者は全額助成します。医療機関へ お申し出ください。

4、予防接種実施医療機関

事前に医療機関へ予約をしてください。

市内の予防接種実施医療機関

実施医療機関 使用ワクチン 電話番号
赤木病院 組換えワクチンのみ 0920-47-0085
あしべクリニック 生ワクチン・組換えワクチン 0920-45-4825
江田小児科内科医院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-44-5022
久原医院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-45-2128
さくら耳鼻咽喉科クリニック 生ワクチン・組換えワクチン 0920-47-3119
品川クリニック 生ワクチン・組換えワクチン 0920-43-0001
品川内科医院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-42-0136
品川病院    生ワクチン・組換えワクチン 0920-47-0121
しらかわ内科クリニック 生ワクチン・組換えワクチン 0920-40-0566
長崎県壱岐病院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-47-1131
松嶋医院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-45-2010
光武内科循環器科病院 生ワクチン・組換えワクチン 0920-47-0023

                               令和7年4月現在

5、県外の医療機関で予防接種を受ける場合

壱岐市に住所のある方で、県外に入院、入所中の方は、接種費用の一部を助成します。

(通院や自身の都合による県外での接種は、助成の対象となりませんのでご注意ください。)

接種を希望する場合は、事前に予防接種依頼書の申請が必要ですので、入院中の病院、又は入所中の施設等へご相談ください。

6、接種するにあたっての注意事項

・組換えワクチンは2回の接種で完了となります。原則2か月の間隔をあけて接種します。2回目が令和8年4月1日を過ぎると定期接種の対象外となり、全額自己負担となります。組換えワクチンの接種を希望される場合は、1回目を令和8年1月30日までの接種をご検討ください。

・接種の際には年齢を確認できるものをご持参ください。

・接種後、医療機関から交付される「接種済証」は大切に保管してください。

・過去に帯状疱疹ワクチンの接種を受けたことがある方は対象になりません。

7、予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

詳しくは「予防接種健康被害救済制度/壱岐市」をご覧ください。

また、ご不明な点がありましたら、下記お問い合わせ先までご連絡ください。