【第3回レビュー2】壱岐なみらい創りプロジェクトSDGs対話会

更新日:2024年03月15日

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壱岐高校探究チーム発表

知りたいやりたい叶え隊
知りたいやりたい叶え隊

 大人と話すのが楽しいと気付けていない高校生が楽しいと思えるきっかけを作るために、ゆる~っとティータイムというアイデアを考えました。

 このアイデアは、大人と話す機会が少ない高校生や壱岐の大人をつなぎ、お菓子やジュースを飲みながら叶えたい夢や、創りたい未来、最近困っているけど解決しない問題について話し合う場所をつくるというアイデアです。

 実行してみて、送迎などの問題が大人の方と協力して解決することができました。

 これからは、一年生の総合探究の授業とリンクさせて、この活動を持続していくとともに、これまで通り部活や年齢関係なく参加できるようにします。

ぷろじぇくとI
プロジェクトI

 誰もがメニューを見ただけで料理を楽しむことができるという未来を創るために、お品書きクリップというアイデアを考えました。

 このアイデアは、メニューに番号を付け、その番号に対応した調理過程の動画をお店のインスタグラムなどで流し、動画を見て人々が料理を選ぶことができるというアイデアです。これは、手書きメニューに翻訳アプリが反応しなくて困っていた外国人や、どんな食材が入っているかわからなくて困っていたアレルギーや宗教上の都合のある人達のために考えました。

 実際に動画を見てもらい、外国の方にとって分かりやすいということと、色々なSNS媒体で対応できるようにしたいという考えが挙がりました。

 これからは、作成した動画を実際にお客様に見てもらうこと、動画を見て料理を選びやすかったかアンケートを取る、他の料理でも作成してみるということに取り組みます。

いきゆく
いきゆく

 若者ウケする新しいぶりしゃぶで壱岐の冬を盛り上げるという未来を創るために、新!ぶりしゃぶ体験というアイデアを考えました。

 このアイデアは、LAMP壱岐と協力して、オリジナルのぶりしゃぶを考案するというアイデアです。

 ぶりしゃぶのタレを試作、味付けの見直し、探究チームでの評価を行いLAMP壱岐の井手さんと練り直すという計画で進めていきました。

 実際にLAMP壱岐で冬限定の宿泊者向けのプランにお食事でぶりしゃぶのコースを提供中で、今後もLAMP壱岐と協力して行っていきます。

すぴりっツ
すぴりっツ

 廃棄されてしまう部分を食べることが素敵な(粋な)ことだと考えている未来を創るために、いきなすてぃっくというアイデアを考えました。

 このアイデアは、ゆずの皮や焼酎粕などの製造過程で本当は食べられるけど大量に捨てられている「かす」を生地に練り込んだスティック状のおつまみを作るというアイデアです。

 実際に試作品を作り、合同文化祭でたくさんの方に食べていただき、アンケートを実施しました。その結果、成人の96%がおいしいと回答しました。

 これからはメイリキッチンさんと共同制作を行い、商品化を目指します。

厠神
厠神

 元々、自然や環境、有機関係のことを知る機会があり、その中でも環境にやさしいドライトイレというものに着目しました。ドライトイレを農家さんが使うことで、いつでもどこでもトイレに行くことができ、さらに排泄物を有機肥料として活用できる未来を創るために、ぽつんトイレというアイデアを考えました。

 このアイデアは、ドライトイレを農家さんの畑に設置し、農作業時にすぐにトイレに行けるようにする。どこでもトイレに行くことを可能にし、排泄物をたい肥化するというアイデアです。

 実際に農家さんにドライトイレを導入することについてインタビューを行い、可能性を探ったが、ドライトイレは必要とされているものの、排泄物を肥料にするのに抵抗がある、小規模農園だと使用頻度が少ないが、実行できるかなどの課題や疑問がありました。

 これからは、農家さんと一緒にドライトイレについて話し、利点がたくさんあることを知ってもらい導入したいです。

壱岐商業高校発表

壱岐商業高校発表

 壱岐をたくさんの人に知ってもらいたい、商品を買ってくれた人に喜んでもらいたい、壱岐の観光客や人口を増やしたい、壱岐を活性化させたいという想いから、壱岐エテマルシェを開催しました。

 マルシェに向けて、壱岐を活性化させるためには壱岐産のものを販売することや、壱岐島内のカフェや洋服屋と協力し出店することにしました。

 実際にマルシェを行った結果、若者や年配の方と年齢層が広いことや、宣伝足りなかったことから、来る人が少なかったため、次は宣伝にも力を入れたいです。

 来年度以降の取組として、株式会社の運営、福岡大学とのコラボ授業、マルシェ開催、販売実習、商品開発などを行っていきたいと思います。

大人のテーマ進捗状況報告

イキコレ
ナルカフェ

第2回対話会の中では、青春フォト企画やオンデマンドバス等のプロジェクトに取り組みたいというのを発表していただいておりました。それらのプロジェクトから実現しましたという発表ができればよかったのですが、まだプランを練っている段階です。

私としては、壱岐でおもしろいことをしてる人を取り上げていこうというプロジェクトを立ち上げ、「IKI IKI Collective」という一つのメディアを作りました。

これは、一人ひとりが自分らしい人生を実現して、多様性の中で時には協力し合い、新しい価値を創造していくことで島がより豊かになっていくと思っていて、それぞれの個性が輝くことで島が彩られていくイメージであり、不安定な世の中でもしなやかに強く持続可能な未来を創造していきたいという想いで活動しています。

そこで、

  1. 壱岐で主体的に挑戦する人が増えていく
  2. 壱岐で挑戦する人同士が助け合える環境ができていく
  3. 壱岐でおもしろい取組が増えていく

ということを目指しています。

壱岐で主体的に挑戦する人を私たちが取材してインスタグラムで発信しています。そうすることで、壱岐で挑戦する人の思いを知り、その人たちと繋がり、集まった人が助け合って、新しい挑戦やコラボレーションが起きていくという循環になっていて、主体的に挑戦する人も島の中で増えていくという流れになります。

さらに、壱岐市東京事務所やエンゲージメントパートナー企業と連携して、Null Cafe(ナルカフェ)というイベントを開催しました。

これは、幸せを見つける体験を提供する場、ワクワクに触れる場として、壱岐で活動している人や壱岐で活動をしたいと思っている人が自分の得意なこと、挑戦したい事をテーマに掲げて、自分たちが主体となり、トークイベントやワークショップ、交流会を開催してもらうというイベントです。

そのように、島内外の人が色々な挑戦をしているということを市役所としてしっかり応援していくことで、一人ひとりの未来に向けた挑戦・行動を促し、その先にSDGs や、誰もが幸せに暮らしていけるような社会が実現していくのではないかと思っています。

高校審査結果発表

壱岐市長賞(最優秀賞)

  • すぴりっツ
最優秀賞「すぴりっツ」

優秀賞

  • 知りたいやりたい叶え隊
  • ぷろじぇくとI
  • いきゆく
  • 厠神
高校生表彰
この記事に関するお問い合わせ先

SDGs未来課SDGs未来班
〒811-5192
壱岐市郷ノ浦町本村触562番地 郷ノ浦庁舎2階
電話番号:0920-48-1137 ファックス:0920-48-1553
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