【第3回レビュー1】壱岐なみらい創りプロジェクトSDGs対話会
令和6年2月23日(金・祝)石田農村環境改善センター 大集会室で「壱岐な未来創りプロジェクトSDGs対話会(第3回)」を開催しました。
当日の様子はYouTubeにも動画を掲載しております。
リンクを掲載しておりますので、ご視聴ください。
2023年度 第3回対話会レビュー
全体スケジュール
- オープニング
- 海洋教育プロジェクト活動発表
- 住み続けたいまちづくり運動発表
- 壱岐高校探究チーム発表
- 壱岐商業高校発表
- 大人のテーマ進捗状況報告
- 高校審査結果発表・表彰
- エンディング
海洋教育プロジェクト活動発表
初山小学校
私たちは、壱岐の海水浴場について調べました。
壱岐は海水浴場やビーチが10カ所以上もあり、中でも筒城浜海水浴場が一番人気だと分かりました。
次に壱岐の海での遊びについて紹介します。
海でできる遊びには、ビッグサップや磯遊びがあります。磯にはウニが岩の隙間にたくさんいます。海が透き通っていてきれいなため、生き物がどこにいるかよく分かります。
しかし、よく見てみるとゴミもたくさんありました。人が捨てた軽いお菓子の袋などが風で飛ばされ、川に流れ着きます。そして川から海に流れます。このゴミが太陽や波の力でマイクロプラスチックになり、これを餌と間違えて食べた魚を人間が口にすることになってしまうので、絶対にゴミを捨てないでください。
私たちは、これからエコバッグの利用、ポスターなどでゴミ拾いの啓発を行っていきたいです。
箱崎小学校
7月に「馬渡水産」と「こころ壱岐水産」に見学に行き、そこで共通の問題が出てきました。それは、どんどん魚が北へ行き、獲りたい魚が獲れなくなってきているということです。
その原因として、一つが磯焼けです。磯焼けの原因は海流の変化、ウニなどによる食害、海の水が汚れて濁ってしまうこと、そして地球温暖化です。二つ目がサンゴの減少です。サンゴが減少する原因は、工事などで泥が流れ込むことや、タンカーの石油漏れ、気温の高い日が続くことなどが挙げられます。このように人間がしたことが魚の減少につながっています。
そこで自分たちにできることとして、
- ゴミを自然に捨てない
- 釣った魚をリリースする
- ご飯を残さず食べる
- ゴミを拾う
という身近なことから実践しようと思います。
私たち一人ひとりの力は小さいかもしれませんが、自分にできることをみんながすることで大きな力に変わります。皆さんも、アクションを起こしましょう。
田河小学校
私たちが住んでいる壱岐は海に囲まれており、約200種類の魚がいます。その中でも多く獲れる魚はイカ、ブリ、マグロとなっています。マグロは近くのスーパーでも売られていますが、9割近くは県外に送られています。
壱岐の海にたくさんの種類の魚がいる秘密を調べました。一つ目は潮の流れが速いことです。これは、流れの速い対馬海流が壱岐の周りの海を通るためです。二つ目に回遊魚の通り道になっていることです。三つ目は浅くなだらかな地形です。これは壱岐が大陸棚の上にあり、水深が浅くなっているということです。
これらの特徴によって、たくさんの種類の魚を獲ることができています。
しかし、磯焼けや漁師の減少、魚を食べる人が減っていることから漁獲量が減少してきています。
私たちは学習の中で、自分たちが海を汚さないようにする大切さを学びました。そこで、私たちからのお願いです。ごみを捨てずに分別する、魚をもっと食べるということから始めて、一緒に海を守っていきましょう。
住み続けたいまちづくり運動活動発表
郷ノ浦中学校
2030年に、防犯システムがしっかりしている壱岐、お年寄りや体の不自由な人が安心して移動できる壱岐、全ての医療が発達し、色々な病気を治すことのできる技術のある壱岐を目指すために、「高度な技術により交通手段や、ライフラインが確保できる安心安全な壱岐」をテーマに掲げました。
そんな壱岐にするために、ドローンを使った取り組みやコミュニティバスの利用状況や災害時のライフライン、ソーラーパネルについてインタビューを行いました。
活動を通して、S D Gsを達成するのはとても難しいが、ちょっとした取り組みで大きく変えることができるということが分かりました。
2030年までに達成できるよう取り組みを続けていこうと思いました。
勝本中学校
2030年に、地産地消、3Rができている壱岐を目指すために、「自然の資源を大切にして海にゴミを出さずこれから先、海がきれいに保てる壱岐」をテーマに掲げました。
そんな壱岐にするために、壱岐の海で起きている問題や取り組みのインタビューや、海をきれいにするためのポスター作成、ゴミ拾いを行いました。
活動を通して、壱岐の海にはペットボトルが最も多いということに気付きました。
壱岐の海をきれいにするために一人ひとりがゴミのポイ捨てをしないことを心がけることが大切だと思いました。
芦辺中学校
2030年に、地域の人が健康に暮らせる壱岐、家族団らんで、みんなで楽しくできる壱岐を目指すために、「みんなが健康で病気にかからず安心して暮らせる壱岐」をテーマに掲げました。
そんな壱岐にするために、日本人がかかりやすい病気や、その対策についての調べ学習やインタビュー、そして健康に過ごしてもらうためのポスターを作ったり、期間を決めてラジオ体操を行ったりしました。
活動を通して、健康に過ごすためには水分補給やうがい、マスクなどをして予防することが大事だとわかりました。
石田中学校
2030年に、自動調理や食事メニューを決めてくれる壱岐、運動施設が増えている壱岐、色んな世代の人と触れ合うイベントや交流会のある壱岐、車の自動運転がある壱岐、体の状態などをAIが自宅で診断し治療する壱岐を目指すために、「医療や自動車などが発達して、どんな世代の人でも交流できる壱岐」をテーマに掲げました。
そんな壱岐にするために、自分たちにできることとして、いろんな世代の人と交流するために、人が多そうな場所を調べ、あいさつ運動を行ったり、社会福祉協議会のサマーボランティアに参加しました。
活動を通して、想像していたよりも、外に出ている人が少ないということに気付きました。
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SDGs未来課SDGs未来班
〒811-5192
壱岐市郷ノ浦町本村触562番地 郷ノ浦庁舎2階
電話番号:0920-48-1137 ファックス:0920-48-1553
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更新日:2024年03月15日