【第2回レビュー1】壱岐なみらい創りプロジェクトSDGs対話会
令和5年10月15日(日曜日)石田農村環境改善センター 大集会室にて「壱岐なみらい創りプロジェクトSDGs対話会(第2回)」を開催しました。
当日の様子はYouTubeにも動画を掲載いております。
リンクを掲載しておりますので、ご視聴ください。
2023年度 第2回対話会レビュー
全体スケジュール
1.チェックイン
2.高校生が考えるつくりたい未来
3.一般参加者によるアイデアテーマ宣言
4.高校生のテーマのグループ対話
5.全体テーマのグループ対話
6.チェックアウト
高校生が考えるつくりたい未来
壱岐高校探究チーム
高校生と大人が雑談できる場をつくりたい
ゆるっとティータイムという、高校生が大人と話すのは楽しいと思える未来をつくるために、大人と高校生が話し合える場所をつくるというアイデアを考えました。
第一回目を実行するまでにポスターやSNSを利用した広告活動を行いました。第二回のゆるっとティータイムも企画中なので、次回は壱岐テレなどへお声がけし、更にたくさんの人に参加していただきたいと思っています。
大人と話す機会が少ない高校生たちと大人をつなぎ、叶えたい夢やつくりたい未来、最近困っていることなどについて話し合う場所を作るというアイデアです。
廃棄される焼酎粕を使ったおつまみをつくりたい
さけかすてぃっくという、焼酎を食べて楽しむという未来をつくるために、廃棄される焼酎粕を利用して、スティック状のおつまみを作るというアイデアを考えました。
これまでに、さけかすてぃっくの試作を行いました。見た目や食感は好評でしたが、味や作る過程で手間がかかるという問題点も明らかになりました。
今後は11月、12月の休日にパンプラスさんのイベントで試食会を実施する予定です。実施するにあたって、パンプラスさんから酒粕の配合を風味程度に抑えて、シーズニングというもので味を調えたもの(多くの人が好む味にでき、複数の味の商品展開が可能になるもの)、そして酒粕の配合を大幅に増やして、より酒粕感を感じられるようにしたもの(少数ではあるが、コアな客層を狙えるもの)の2点を用意し、食べていただいてアンケートを実行する予定です。
YouTube▷▷廃棄される焼酎粕を使ったおつまみをつくりたい
誰もが楽しめる動画付きのお品書きをつくりたい
動画でわかる!メニュー表 お品書きクリップという誰もがメニューを見ただけで味や料理を楽しめるという未来をつくるためにメニューに対応した調理過程の動画を作成するというアイデアを考えました。
富士新幸で働く、フィリピンの女性にインタビューを行った結果、日本語を学んでいる外国人の方でも飲食店のメニューで分からないことがあることに気付きました。
今後は、人々がメニューを見ただけで料理を選び
楽しむことができる未来をつくりたいと考えています。
YouTube▷▷誰もが楽しめる動画付きのお品書きをつくりたい
住民に知られていない島内の下水道事情を調べたい
Let's think toiletというキャッチコピーで、トイレについて一人ひとりが理解し、考えるという未来を創るためにトイレの知識を得るというアイデアを考えました。
今まで皆さんはトイレに流した排泄物やトイレットペーパーがどこに流れ着いて、どう処理されているのか考えることがなかったと思います。実は、流せるという名称で販売されている流せるティッシュやお掃除シートなどは流されてもなかなか溶けずに詰まってしまうこともあります。
これからは、下水道事情を知り、トイレの仕組みを理解できるようなワークショップを開きたいと思います。
YouTube▷▷住民に知られていない島内の下水道事情を調べたい
地元の旬な魚を島民が食べる機会をつくりたい
おいしか魚ば食べちみらんねという、勝本浦の冬の観光を盛り上げるための一つとしてこのアイデアを考えました。
バスツアーのボランティアに参加し、勝本まち協の坂本さんや参加した高齢者の方々にインタビューを行った結果、勝本の冬の観光として、温泉や冬の夜空を眺める、魚を食べるだけでなく釣ることから始めるなどの意見がありました。冬の魚についての情報が得られなかったため、今後は更に色々な方にインタビューを行いたいと思っています。
YouTube▷▷地元の旬な魚を島民が食べる機会をつくりたい
壱岐高校2年生授業チーム
スマート農業で若い農業者を増やしたい
農家の方々が減少しているということから、今の若い人たちは農業のイメージがきつくて大変な仕事であまり儲からないと思っている人が多いことが分かります。
しかし、現代では人工知能が発達しており、それを利用したスマート農業などの技術を使うことで楽に農業ができています。
今後、若い農業従事者を増やすために、スマート農業のメリットを知ってもらうことを目標にしたいと思っています。
壱岐牛の甘さを伝えたい
私たちは意外と地元の壱岐牛が甘いという特徴があることを知らない人がいることから、壱岐牛の甘さを伝えたいと考えました。
小山牧場さんにインタビューを行った結果、メス牛はオス牛よりも脂は甘いが大きく育ちにくいということが分かりました。
今後、壱岐牛が甘いということをもっと多くの人に知ってもらい、食べてもらうために普段使っている牛肉を、壱岐牛に変えて食べ比べるというアイデアを考えました。
壱岐商業高校3年生
11月の合同販売実習で壱岐をPRしたい
観光研究では、壱岐の企業の方々と連携し、地域活性化を目的とした活動を多岐にわたり行っています。
今年度は壱岐の特産品を使って商品を開発し、実際に販売しました。また、壱岐島外の方々に壱岐のいいところや観光名所などを知ってもらうために、壱岐の魅力について調べ学習をしています。
1学期の活動内容としては、株式会社コスモファームバナナ農園様に協力してもらい、商品の開発と販売を進めました。8月には、壱岐エテマルシェに参加し、バナナプリンとバナナリーフクッキー、バナナ農園さんの商品であるバナナシェイクを販売しました。どの商品も完売することができました。この活動を通して、商品を宣伝し、お客様を呼び込む苦労を経験しました。しかし、それ以上に販売の楽しさや、学習したことを活かせる喜びを学ぶことができました。
11月に佐世保で行われる合同販売実習では、販売部門、観光部門のどちらの部門でも優勝できるように、これまで学んだことを活かし、壱岐の魅力が伝わるように準備を進めていきたいです。
アイデアの実現に向けてアドバイスをお願いします!
アドバイスの投稿は、市民対話型オンライン共創プラットフォームLiqlidから(https://iki-city.liqlid.jp)
- この記事に関するお問い合わせ先
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SDGs未来課SDGs未来班
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壱岐市郷ノ浦町本村触562番地 郷ノ浦庁舎2階
電話番号:0920-48-1137 ファックス:0920-48-1553
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更新日:2023年12月27日