壱岐市緊急経済対策会議(第10回)の開催について(令和3年10月29日開催)
新型コロナウイルス感染症が本市経済に深刻な影響を及ぼしている中、今後の市内経済の活性化策や国県等への要望等を検討するため、第10回となる壱岐市緊急経済対策会議を開催しました。
まず、新型コロナウイルスワクチンの接種状況と発生状況及び、現在実施している壱岐市緊急経済対策事業の報告を行いました。
次に、壱岐市商工会・吉田会長、壱岐酒類販売協同組合・下條理事長、壱岐酒造協同組合・山内理事長より、地域経済活性化活動へ向けた要望書の提出を頂きました。
要望書では、長引く新型コロナ感染症拡大防止のために、飲酒・会合等の規制が続き、飲食店や旅館、民宿及びその関連事業所は依然として苦しい状況にあること。
他方、壱岐市内では10月6日以降に新規感染者は確認されておらず、2回目のワクチン接種率も80%を超えている状況です。長引く飲酒・会合等の自粛が地域経済に及ぼす影響を踏まえ、感染症対策を十分講じた上での飲酒を伴う会食・会合等の実施や参加の呼び掛けを行って欲しい旨の要望がありました。
本要望書の提出を受け、関係団体の皆さまと意見交換を行いました。
ご意見として、酒造業の出荷状況は、コロナ禍以前と比較すると多い月では40%の減収となっており、非常に厳しい状況が続いていること。
また、観光・飲食業でも、外出・移動、会食利用の機会の自粛により影響が大きく、依然として大変厳しい状況が続いているとの現状報告がありました。飲食店は店舗ごとに形状や大きさも様々なので、一律に人数制限を行うのではなく、店舗ごとに感染症対策を徹底することがいいのではないかとのご意見もありました。
壱岐市としましては、いただいたご意見を真摯に受け止め、引き続き市民皆様には基本的な感染予防策の徹底、及び長崎県が実施している飲食店の第三者認証制度の推進を行い、飲食店においても更なる感染防止対策の徹底をお願いしたうえで、現在お願いしている会食時の人数制限については、一旦取り下げとします。
市民皆様におかれましては、安全・安心な形での会食による経済活性化につきまして、一方ならぬご協力を賜りますようお願いいたします。
今後も関係機関と連携を図り、市民皆様とともに、本市の最優先事項として感染症対策と合わせて経済活動の早期回復に努めてまいりますので、引き続きご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
商工振興課商工物産班
〒811-5192
壱岐市郷ノ浦町本村触562番地 郷ノ浦庁舎3階
電話番号:0920-48-1135 ファックス:0920-47-4360
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年10月29日