壱岐市緊急経済対策会議（第12回）の開催について（令和4年7月5日開催)

新型コロナウイルス感染症が本市経済に深刻な影響を及ぼしている中、今後の市内経済の活性化策や国県等への要望等を検討するため、第12回となる壱岐市緊急経済対策会議を開催いたしました。

　まず、6月30日現在の、市内の新型コロナウイルスの発生経過状況とワクチン接種の進捗状況及び、事業復活支援給付金等について報告を行いました。

次に、7月5日に補正予算として成立した、第12弾の壱岐市緊急経済対策の報告を行いました。

1. 航路利用者燃料油価格変動調整金支援事業について原油価格が値上がりを続けていることをから、壱岐市の航路運賃事業者である九州郵船株式会社の燃料油価格変動調整金（バンカーサーチャージ）について、コロナ禍における原油価格・物価高騰等の影響を受けている市民生活の負担軽減を図るため必要な支援を行う。

2. 燃料油価格高騰等に伴う壱岐市観光需要喚起対策事業

燃料油価格の高騰により、本市（離島）へのアクセスの利用料金について、これまで経験したことがないほどの値上げが予想され、コロナ禍からの観光需要の回復に大きな支障となることが危惧されることから、外貨獲得による地域経済活性化のため、観光需要喚起対策事業を講じる。

3. 水道基本料金の減免による市民生活支援事業

コロナ禍における原油価格や電気・ガス料金を含む物価高騰の影響が市民生活に及んでいる状況を考慮し、家計や事業者の負担を支援するため、水道の基本料金を免除する。

次に、関係団体の皆様と、これまでの緊急経済対策を踏まえて、今後の経済対策等について、意見交換を行いました。

観光業は農業・漁業・商業にも関連し、本市の経済活性化に欠かすことのできない重要な産業であり、今回の事業を含め各関係団体が連携して取り組む必要があるなどの発言がありました。

　皆様からいただいたご意見については、国・県の経済対策を含め、検討してまいります。

　今後も、関係機関と連携を図り、市民皆様とともに、ワクチン接種の進展など感染対策を行い、合わせて経済活動も拡げていけるよう努めてまいりますので、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。