まちづくり協議会の設立について

更新日:2020年10月02日

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「まちづくり協議会」の設立を推進し、支援します

「まちづくり協議会」とは

「まちづくり協議会」とは、地域の課題解決のため、また、安心していつまでも住み続けられるまちづくりをおこなうため、地域住民の皆さんをはじめ、自治公民館や各種団体で構成する、地域住民による自発的な組織です。

「まちづくり協議会」とは
範囲 小学校区を1単位として組織
構成員 地域に居住している人、地域内で働く人や学ぶ人、地域コミュニティ組織、事業者、各種団体等
活動 地域住民との情報共有を行い、地域における課題を見つけて、その課題の解決に向けて地域が一体となって取り組みます

「まちづくり協議会」はなぜ必要なのか?

現在、壱岐市では過疎化や高齢化が進んでいます。また、時代の変化とともに価値観やライフスタイルが多様化し、住民同士の関わりが希薄となり、地域が本来持っている、互いに協力し助け合う機能の低下が懸念されています。

このような現状をふまえ、住民一人ひとりが「誇り」を持って、安心して幸せに暮らしていくためには、住民自らが「自分たちのまちは、自分たちで創る」という意識を持ち、住民がまちづくりへ積極的に参画することが必要になります。

そのためには、立場や年齢に関係なく、お互いに意見交換する場を設け、情報や課題を共有し、それぞれが連携した活動をおこなうことが重要となってきます。このような活動をおこなうための環境づくりとして、地域住民による自発的な「まちづくり協議会」の設立を推進していきます。

「まちづくり協議会」への支援

壱岐市では、(集落支援員)・場所(拠点施設)・資金(まちづくり交付金)の3つの視点からまちづくり協議会の活動を支援します。

「まちづくり協議会」における活動例

地域の特性や実情に合ったまちづくり協議会の運営体制や交付金の使途などについても協議を行い、まちづくり計画を策定し、まちづくり協議会設立後は、まちづくりの各種事業を展開していきます。

地域保全型活動

安全・安心な暮らしが継続できる取組として、次に掲げる活動を実施

環境(景観)保全・美化活動
  • 生活道路、通学路等の草木の伐採や側溝の清掃
  • 花いっぱい運動、植栽活動
広報活動
  • 広報誌の発行
  • SNS(LINE・Facebook等)を活用した広報活動
防災・防犯活動
  • 地域防災マップの作製、防災訓練の実施
  • 街路灯の設置
交通安全活動
  • 登下校時の見守り活動
  • 危険箇所の把握
福祉活動
  • 高齢者見守り支援、買い物支援、コミュニティバスの運行
  • コミュニティサロン等の設置
地域活性化型活動

次世代育成や健康増進などに資する取組

次世代育成に資する取り組み
  • 三世代交流事業(餅つき、豆まき大会等)
  • 伝統文化継承活動(祭事、しめ縄づくり、鬼凧づくり等の継承)
健康増進に資する取り組み
  • 地域スポーツ大会
  • 健康講座の開催

(注意)上記の活動については、あくまでも一例です。各まちづくり協議会において、既存のイベント等をふまえて、十分協議いただき、地域の実情に応じた、誰もが参加しやすい活動をしていくことが重要です。

「まちづくり協議会」とSDGsについて

壱岐市は、2018年に「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」について政府から選定され、2030年の未来を見据えた事業を展開していきます。
SDGsの「誰一人取り残さない」という基本理念のもと、将来にわたって安心して住み続けられるまちづくりを進めていくための取組として、「まちづくり協議会」の設立を推進しています。
「まちづくり協議会」における地域活動をよりよいものにしていくために、SDGsをうまく活用し、地域の特色あるまちづくりを目指していきましょう。

「まちづくり協議会」設立に向けて準備を進めましょう

小学校区や、各自治公民館や各団体ごとに、「まちづくり協議会」について説明会を開催しています。
各地域において機運が高まりましたら、幹事会・設立準備委員会を設立し、地域の課題を見つけて、課題解決に向けた取り組みについて話し合いをしましょう。
地域での話し合いの場から、SDGs未来課及び各小学校区ごとに配置される地域担当職員が積極的に支援していきます。

「まちづくり協議会」に関する出前講座も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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この記事に関するお問い合わせ先

SDGs未来課地域班
〒811-5192
壱岐市郷ノ浦町本村触562番地 郷ノ浦庁舎2階
電話番号:0920-48-1137 ファックス:0920-48-1553
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