小児(5~11歳)への新型コロナウイルスワクチン接種について【令和4年6月10日更新】
新型コロナウイルス感染症は、令和2年1月に国内初の発生が確認されて以降、今日に至るまでの長期間、その流行が続いています。その中で、感染症対策として新型コロナウイルスワクチン接種が進められており、令和4年2月に5歳から11歳の方もワクチン接種の対象に追加されました。
また、国内の新型コロナウイルス感染症の感染者全体に占める子どもの割合は増えています。対象となった方には、接種券を含むお知らせをお送りしますので、通知が届いたら内容を十分に確認し、ワクチンを受けるか、お子様と保護者の方で一緒にご検討ください。
なお、お子様の接種には、保護者の方が必ず同伴いただきますようお願いします。
新型コロナワクチンの5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ【厚生労働省】
小児接種(5~11歳) 新型コロナワクチンQ&A【厚生労働省】
また、長崎県において、長崎大学病院小児科の森内浩幸先生に分かりやすく小児の新型コロナワクチンについて解説していただいた動画が制作されています。
ワクチン接種のメリットやデメリット、副反応等について解説がされていますので、ぜひご覧ください。
(画像をクリックすると動画につながります)
- 小児におけるオミクロン株の感染状況(感染者、重症化の動向)が未だ確定的でないこと(増加傾向の途上にあること)
- オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと(オミクロン株の出現以前の知見であること)
も踏まえ、現時点では、小児について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、引き続き議論することが適当であるとされました。
(厚生労働省ホームページ 新型コロナワクチンQ&Aより引用)
なぜ小児(5~11歳)の接種は「努力義務」が適用されていないのですか?
長崎県新型コロナ小児ワクチン接種相談センター
5歳から11歳の小児への新型コロナワクチン接種が令和4年3月から開始されています。
小児へのワクチン接種に関して疑問や不安がある場合の相談窓口として、長崎県において、下記のとおり相談センターを設置しています。
- 電話番号:0800-500-8740(フリーダイヤル)
(ファックス番号:0800-500-8732(フリーダイヤル)) - 受付時間:8時から20時(土日祝日含む)
- 対応内容:小児ワクチン接種にかかる疑問や副反応等への不安、その他医療的な相談
【その他】
- 県外コールセンターでの対応になります。
- 看護師または保健師が相談に対応いたします。
- 接種会場やスケジュール、予約方法など一般的なお問い合わせは、健康増進課(0920-45-1114)におたずねください。
接種を受けるためには
接種を受けるためには、「接種券一体型予診票」が必要です。
「接種券一体型予診票」を含むワクチン接種に関するお知らせは、ワクチンの供給状況や予約枠の設定状況にあわせて順次お送りしていく予定です。まずは、通知が届くまでお待ちください。
(補足:「接種券一体型予診票」とは、予診票に接種券の情報が印字された様式です。)
送付スケジュール
小児(5~11歳)の接種については、自分で感染症対策をとることが難しい低年齢のお子様から順次個人通知をお送りしていきます。
対象年齢 | 送付時期 |
平成28(2016)年度生まれ | 令和4年3月10日発送 |
平成27(2015)年度生まれ | |
平成26(2014)年度生まれ | 令和4年3月15日発送 |
平成25(2013)年度生まれ | |
平成24(2012)年度生まれ | 令和4年3月17日発送 |
平成23(2011)年度生まれ | |
平成22(2010)年5月1日~ 平成23(2011)年4月1日生まれ |
令和4年3月31日発送 |
(注意)
- 平成22(2010)年4月生まれのお子様は、令和4年4月で順次12歳の誕生日を迎えることから、成人(12歳以上)用ワクチン接種のご案内をお送りしています(令和4年3月29日発送)。
- 令和4年度中に5歳の誕生日を迎える「平成29(2017)年度生まれ」のお子様は、5歳の誕生日を迎えた月の翌月上旬頃に接種券をお送りする予定です。
小児接種(5~11歳)に関するお知らせは、次の様式でお送りしています。
(小児用通知見本(封筒))桃色
(小児用通知見本(接種済証))桃色
(小児用通知見本(予診票2回分))桃色
お子様のワクチン接種には、保護者の方の同意と立ち合いが必要です
ワクチンを受ける際には、「感染症予防の効果」と「副反応のリスク」の双方について、正しい知識を持っていただいた上で、保護者の方の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。保護者の方の同意なく、接種が行われることはありません。
また、周りの方に接種を強制したり、接種していない人に対して差別的な対応をすることはあってはなりません。
次の資料には、ワクチンの効果や安全性、接種後に起こることがある症状等について、分かりやすく記載されています。接種について検討する際にご覧ください。
(「1」のリーフレットは個人通知にも同封しています。)
- 5歳から11歳のお子様と保護者の方へ【厚生労働省作成】(PDFファイル:3.8MB)
- 5歳から11歳のお子様へ(お子様用リーフレット)【厚生労働省作成】(PDFファイル:1.9MB)
- 新型コロナワクチン コミナティを接種されるお子さまと保護者の方へ【ファイザー株式会社作成】(PDFファイル:8.2MB)
接種が受けられる時期
令和4年9月30日まで
接種の対象となる方
5~11歳のお子様
- 特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、「重症化リスクの高い基礎疾患」を有するお子様は接種をおすすめしています。
重症化リスクの高い基礎疾患とは…
日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患の一覧等を公表しています。詳しくは、下記のリンクからご確認ください。
新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等【日本小児科学会】
接種費用
無料で接種できます。
(注意)
- 接種を受ける際には、事前に市から送付される「接種券一体型予診票」を必ずご持参ください。
- 通知が届いた後に「接種券一体型予診票」を紛失した場合は、壱岐市健康増進課(電話番号:0920-45-1114)までご連絡ください。
予約について
ワクチン接種は予約制のため、事前に「予約WEBサイト」もしくは「予約コールセンター」で予約をお取りいただくことが必要です。
予約方法の詳細は、個人通知に同封の案内文書、もしくは、「新型コロナウイルスワクチン接種 予約方法について」をご確認ください。
接種するワクチンについて
ワクチンの種類
(ファイザー社製)コミナティ筋注5~11歳用
接種回数
一定の間隔をあけて2回接種します。(筋肉内に接種)
- 1回目の接種後、通常、3週間の間隔で2回目の接種を受けてください。(接種後3週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。)
- また、新型コロナワクチン接種後、他のワクチン(例:MRワクチンや日本脳炎ワクチン等)を接種する場合は、2週間の間隔をあけて接種してください。
令和4年度中に12歳の誕生日を迎えるお子様の保護者の方へ
「小児用の新型コロナワクチン」では、1回目の接種時の年齢に基づいて接種するワクチンの種類を判断します。
そのため、1回目の接種前に12歳の誕生日を迎えた場合は、「成人用の新型コロナワクチン」を接種することとなりますので、予約の際には接種当日の年齢を十分にご確認ください。
(注意)
- 「接種券一体型予診票」等の様式は、12歳になり、「成人用の新型コロナワクチン」を接種する場合もそのまま使用できます。
- 令和3年度中(令和4年4月1日まで)に12歳の誕生日を迎える「平成22年3月1日から平成22年4月1日生まれ」のお子様は、同学年のお子様と同様に成人(12歳以上)用ワクチン接種のご案内をお送りしています。
- 平成22(2010)年4月生まれのお子様は、令和4年4月で順次12歳の誕生日を迎えることから、成人(12歳以上)用ワクチン接種のご案内をお送りしています(令和4年3月29日発送)。
各ワクチンの説明書
各ワクチンの詳細については、下記の添付ファイルをご確認ください。
- 小児(5~11歳)用ファイザー社ワクチン資料
- 成人(12歳以上)用ファイザー社ワクチン資料
接種場所
市内の医療機関での「個別接種」
接種医療機関一覧(五十音順)
江田小児科内科医院 |
品川病院 |
長崎県壱岐病院 |
(注意)
- 治療中の病気などがあり、接種について不安がある場合は、かかりつけ医に事前にご相談のうえ接種を受けてください。
- 日本小児科学会が示す基礎疾患に該当するお子様は、より安心・安全に接種を受けていただくため、長崎県壱岐病院での接種をおすすめしています。
- 12歳以上の「成人用の新型コロナワクチン」の場合は、長崎県壱岐病院での接種になります。
接種当日の持ち物
接種当日は、必ず保護者の方が同伴のうえ、下記の持ち物を準備し、接種医療機関へお越しいただきますようお願いします。
- 接種済証・接種券一体型予診票(必須)
- 母子健康手帳(必須)
- 保険証等(本人確認ができるもの)
(注意)
- 接種済証・接種券一体型予診票の様式は、3枚セットのまま切り離さずにお持ちください。
- 予診票部分の「質問事項」や「接種希望書」は事前にご記入ください。
予診票の「接種希望書」欄には、保護者自署が必要です。 - 母子健康手帳は、他の予防接種との接種間隔の確認や接種の記録をするために必要です。必ずお持ちください(持参がない場合、接種を受けることができない場合があります)。
住所地外接種について
新型コロナウイルスワクチン接種は、住民票がある市町村で接種を受けることが基本となっています。「住民票がある市町村」と「実際にお住いの市町村」が異なり、実際にお住いの市町村において接種を希望する場合は、事前に手続きが必要です。
詳しくは「住所地外接種について」をご覧ください。
予防接種健康被害救済制度
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること)が、極めてまれではあるものの、なくすことができないことから救済制度が設けられています。
新型コロナウイルスワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
詳しくは、「予防接種健康被害救済制度/壱岐市」をご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康増進課
〒811-5392
壱岐市芦辺町芦辺浦562番地 芦辺庁舎1階
電話番号:0920-45-1114 ファックス:0920-45-0996
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年06月10日