(趣旨)

第1条　この告示は、壱岐市補助金等交付規則(平成16年壱岐市規則第33号)に定めるもののほか、壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業補助金(以下「補助金」という。)の交付に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この告示において「医療的ケア」とは、人工呼吸器管理、痰吸引、経管栄養等の日常生活に不可欠な支援をいう。

(補助金の目的)

第3条　補助金は、医療的ケア児の看護のために指定訪問看護ステーションを利用する家族に対し、その利用に係る経費の助成を行うことにより、在宅の医療的ケア児の看護及び介護を行う家族の負担軽減を図ることを目的とする。

(補助金の対象者)

第4条　補助金の対象となる者は、医療的ケア児の家族(以下「補助対象者」という。)とする。

(補助対象経費及び補助金額)

第5条　補助金の交付の対象経費及びこれに対する補助金額は、別表のとおりとする。

(利用の申請等)

第6条　補助金の交付を受けようとする補助対象者は、利用しようとする指定訪問看護ステーションを経由して、市長に壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業利用申請書(様式第1号)を提出しなければならない。

(補助金の交付申請及び実績報告)

第7条　指定訪問看護ステーションは、補助金の交付を申請するときは、前条の補助対象訪問看護を実施した月ごとに、壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業補助金交付申請書兼実績報告書(様式第3号。次項において「補助金交付申請書兼実績報告書」という。)に、壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業実績内容報告書(様式第4号)を添えて、市長に提出しなければならない。

(補助金の交付決定)

第8条　市長は、前条による補助金の交付申請があったときは、交付する補助金の額を決定し、壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業補助金交付決定通知書(様式第5号)により指定訪問看護ステーションに通知するものとする。

(補助金の交付)

第9条　前条の規定により補助金の交付の決定を受けた指定訪問看護ステーションは、壱岐市医療的ケア児訪問型レスパイト事業補助金交付請求書(様式第6号)により補助金の請求をするものとする。

(その他)

第10条　この告示に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。