(趣旨)

第1条　この告示は、在宅で食事の調理等が十分にできない高齢者に対し、バランスのとれた食事を定期的に提供するとともに安否の確認を行い、高齢者が要介護状態となることを予防し、又は要介護状態となった場合においても地域社会で生活することを支援し、もって「食」の面から高齢者の健康維持及び自立支援を図るため、壱岐市介護予防配食サービス事業(以下「事業」という。)の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。

(実施主体)

第2条　事業の実施主体は、壱岐市とする。

(対象者)

第3条　事業の対象者は、市内に居住する者で、次の各号のいずれかに該当するものとする。

(登録の申請)

第4条　事業は、適切な事業運営ができる者に委託して実施する。

(登録の決定等)

第5条　市長は、前条の申請があったときは、内容を審査し、壱岐市介護予防配食サービス登録事業者として指定するとともに、委託事業者に対し、指定の事実を壱岐市介護予防配食サービス登録事業者決定通知書(様式第3号)により通知するものとする。

(サービスの内容)

第6条　サービスの内容は、事業を利用する者(以下「利用者」という。)1人当たり原則として1日1食以内、週7回以内の食事を訪問により提供すること及び当該利用者の安否を確認することとする。

(利用の申請)

第7条　事業を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、壱岐市介護予防配食サービス事業利用申請書(様式第5号)に壱岐市介護予防配食サービス事業アセスメント票兼利用決定調書(様式第6号)及び誓約書(様式第7号)を添えて、市長に提出するものとする。

(利用の決定等)

第8条　市長は、前条の規定による申請があったときは、申請者及びその世帯の調査を行い、その内容を審査の上、利用の要否の決定を行い、その結果を壱岐市介護予防配食サービス事業利用決定通知書(様式第8号)又は壱岐市介護予防配食サービス事業利用却下通知書(様式第9号)により申請者に通知するものとする。

(利用の変更等)

第9条　利用者は、決定を受けたサービスの内容を変更し、又はサービスを中止するときは、壱岐市介護予防配食サービス事業利用変更(中止)申請書(様式第12号)を当該変更又は中止をしようとする日の3日前までに市長に提出するものとする。ただし、申請者の利便を図るため、委託事業者の代行による提出でも差し支えないものとする。

(費用の負担)

第10条　市は、次項の規定より利用者が負担する費用を除き、この事業に要する費用を予算の定めるところにより負担するものとする。

(請求及び報告)

第11条　委託事業者は、壱岐市介護予防配食サービス事業利用実績表(様式第14号)及び壱岐市介護予防配食サービス事業委託料請求書(様式第15号)を利用日の属する月の翌月の20日までに市長に提出しなければならない。

(利用者等の責務)

第12条　利用者は、この事業の趣旨に沿った利用に努めなければならない。

(その他)

第13条　この告示に定めるもののほか、この事業について必要な事項は、市長が別に定める。