(趣旨)

第1条　この訓令は、「沿岸漁場整備開発事業で設置した魚礁等の管理要領」に定めるもののほか、市が設置した並型魚礁(以下「魚礁」という。)に関し適切な管理及び効果的な利用を図るために必要な事項を定めるものとする。

(魚礁の種類、構造及び規模並びに設置位置)

第2条　魚礁の種類、構造及び規模並びに設置位置は、別表のとおりとし、次年度以降設置の魚礁は、これに追加するものとする。

(管理者)

第3条　魚礁の管理者は、その管理を委託された漁業協同組合(以下「漁協」という。)とする。

(魚礁の管理に関する事項)

第4条　魚礁の管理は、標本船による利用状況及び漁獲状況並びに漁協の水揚げ状況の把握をもって行うものとする。

(魚礁の利用)

第5条　魚礁を利用し操業する者(以下「利用者」という。)は、善意をもって魚礁を保護し、その維持を図るとともに、操業に当たっては、その機能を低下させないよう配慮するものとする。

(必要な措置)

第6条　市は、魚礁の維持管理又は魚礁の利用調整のため必要があるときは、関係漁協その他関係機関と協議して、調整を図るものとする。

(調査試験等への協力)

第7条　利用者及び漁協は、市が魚礁の効果を把握するため実施する調査試験等に協力しなければならない。

(その他)

第8条　この訓令に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。