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市政情報
平成21年新年のごあいさつ
 
 希望に満ちた新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
市民の皆様におかれましては、健やかに輝かしい新年を迎えられたことと心からお慶び申し上げます。また、市政に対し格別のご協力とご支援を賜り、心から厚くお礼申し上げます。
昨年4月に第2代壱岐市長に就任しまして、早8ヶ月余が経過しました。就任以来、一般廃棄物処理施設建設や市民病院の医師確保、また、燃油の高騰対策、航路・航空路等の交通対策、海砂採取問題など喫緊の課題に東奔西走の日々でありました。
一方で、私の思いを職員へ直接伝えるため、3ヵ月間かけて職場ごとの単位で意見交換会を開催することで職員との意思の疎通を図ってまいりました。公約で もありました職員の給与カットに着手できましたのも、私の思いをご理解いただけたものと考えています。今後、さらに職員一丸となって、市民協働のもと壱岐 市のまちづくりに努めてまいります。
さて、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界的不況の波は日本にも押し寄せ、燃油高騰、円高等と相まって、日本の中心産業である自動車・電 機・不動産といった大手企業に打撃を与え、工場の閉鎖や大規模なリストラなど、社会不安を巻き起こしています。この波は一段と大きくなって地方へと押し寄 せてくるものと思われます。
私は、ピンチのときこそ、逆にチャンスと捉えるべきと考えています。
また、何事にも「進取」の精神で臨み、旧来の考え方にとらわれず、古い殻を打ち破って、新しい試みに積極的にチャレンジすることが大切だと思っています。


(行財政改革)
 今、行財政改革に積極的に取り組んでいます。無駄遣いストップ本部を設置し、あらゆる面から行政の無駄遣いを洗い出し、点検を行い、是正に努めています。また、赤字施設や重複施設、遊休地、公用車など資産の整理統廃合も進めています。
今後とも、行財政改革を推進し、皆様のご理解をいただきながら、行政サービスの低下を招くことのないよう努めてまいります


(交流人口・定住人口の拡大)
 いよいよ「長崎県立埋蔵文化財センター・壱岐市立一支国博物館」のオープンまで一年余りとなりました。昨年プレイベントとして開催された市民発意による 「一支国弥生まつり」では、多くのボランティアの皆さんの参加もあり、見事やり遂げられました。関係者の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、島内 外のマスメディアにも大きく取り上げられ、「歴史の島・壱岐」・「原の辻遺跡」を大きく情報発信できましたことを喜んでいます。
各イベントへの入場者・利用者が少なく、地元の盛り上がりがかけているとのご批判もありましたが、これを教訓としまして、原の辻遺跡を核として観光や産業の振興を図るため、市民皆様とともにさらなる情報発信と体制作りに努めてまいります。
また、県の「観光振興基本計画」に沿って策定した壱岐市観光地づくり実施計画「魏志倭人伝のクニ『一支国』の時代へ」に基づき観光振興施策を進め、交流人口の拡大を図ります。
一方、人口減少に歯止めをかけるためには、雇用の場の創出が欠かせません。今後一層、企業誘致や産業の振興を図り、定住人口の拡大に努めます。また、壱 岐は150万都市の福岡市までジェットフォイルで1時間という距離にあり、交通の便にも恵まれています。既に福岡市で働き、毎週家に帰り、家庭や地域を 守ってある方もおられます。このような「週通勤」とでもいうような形態も今後重視し、一定の補助も視野に何とか壱岐に住所を置いてもらえるような制度の創 設を考えたいと思っています。
人口の減少は、経済の衰退だけでなく、地域社会をも崩壊させます。あらゆる視点から施策を講じ、関係機関と連携しながら総力を挙げて取り組んでまいります。


(地域医療体制の維持)
全国的な問題となっている医師の偏在や不足による影響は、壱岐市にも大きくのしかかり、医師不足による医師の過重労働、さらには診療報酬の減額改定による経営の悪化など、現在の医療体制を維持することは非常に厳しい状況にあります。
今後、市民皆様のご理解をいただきながら、「安全・安心」な医療の提供と地域医療体制の維持を目指し、市立病院の再編と改革、そして、医師確保対策を市政の最重要課題と位置付け、取り組んでまいります。

(農業・漁業の振興)
市の基幹産業であります農業・漁業は、後継者不足や価格の低迷、燃油や資材の価格の高騰など依然厳しい状況にあります。農業部門におきましては、壱岐 牛・葉たばこ・施設園芸作物などのさらなるブランド化、特定農業団体の育成・法人化による担い手の育成と経営安定対策に努めます。
水産部門におきましては、新規就業者への漁船リース事業等の支援を行い、後継者の育成に努めてまいります。また、「壱岐栽培センター」が本年完成し、生 産開始となりますので、安定した種苗の生産放流により、沿岸域でのより一層の漁獲向上を期待しています。

(子育て支援と福祉のまちづくり)
 壱岐の将来を担う子どもたちの健全な育成は、誰もが願ってやまないものです。まずは、母親が安心して子どもを生み、子育てを行える環境の整備が必要で す。特に、将来にわたる学費や医療費などの支援、働きながら子育てできる環境の整備、また、中学校の規模適正化や学校の耐震補強などを進め、親も子も健や かに暮らせるまちづくりに努めます。
障がい者や高齢者の方々に対しましては、今年度中に策定します「第2期障がい者福祉計画」や「老人福祉計画・第4期介護保険事業計画」等を推進し、生きがいを持って心豊な生活ができるまちづくりに努めます。

(曾良翁三百年忌事業)
 今年は、松尾芭蕉の高弟で俳人としても有名な河合曾良翁の三百年忌の年でもあります。勝本の墓地に眠る曾良翁の年忌法要と記念イベントが5月に予定されており、市民の文化意識の高揚と地域の活性化につながることを期待しています。
新年にあたり思いの一端を申しましたが、今後とも、「市民の目線に立った市政運営」を基本姿勢とし、市民のための市政に全力を傾注してまいります。
市民皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、益々のご健勝とご多幸を祈念しまして、新年のご挨拶とします。
 

◎お問い合わせ先

総務課
〒811-5192
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